シグマ光機はレーザー関連で注目、今期90%増益
レーザ用要素部品をはじめ、レーザ用ユニット製品の開発、生産、販売を手がける、シグマ光機 <7713> (JQS)は、9円高の880円と4営業日続伸している。大幅増益予想で割安感があり、配当利回り妙味も増すことから、中長期な視点で注目したい。
同社は、光学要素部品のブラッシュアップとシステム系ユニット製品の開発体制強化を行うことで、新製品開発から市場投入へのスピードアップを更に強化し、既存市場の掘り起こしや新たな市場への参入を図ると同時に同社グループのグローバルブランドの「OptoSigma」への統一やフランスでの販売子会社の設立、ソリューション提案力の向上等により海外営業力を一層強化して、海外市場での認知度向上と売上拡大を図っている。生産体制の合理化・効率化を実施して品質向上、短納期化、コストダウンを更に推し進め、収益力の向上に全力を挙げて取り組んでいる。
今5月期は売上高76億7000万円(前期比14.1%増)、営業利益6億8500万円(同90.0%増)、経常利益7億9000万円(同61.4%増)、純利益4億5500万円(同54.4%増)と大幅増益を見込んでいる。年間配当は30円(中間期15円 期末15円)を予定している。
株価は、今期大幅増益見通しを好感し、7月9日に年初来の高値1120円と買われた後、7月22日安値918円まで調整を挟んで上昇。日足では25日移動平均線、週足では13週移動平均線、月足では9ヵ月移動平均線がしっかりサポートしており、上昇トレンドを堅持している。半導体検査装置用の部品のほか、スマートフォン部品の製造に用いるレーザー加工機用の部品の増勢が見込まれており、見直される可能性は高い。PBR0.68倍と割り負け、配当利回り3.0%と利回り妙味も増しており、押し目買い妙味が膨らもう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
レーザ用要素部品をはじめ、レーザ用ユニット製品の開発、生産、販売を手がける、シグマ光機<7713>(JQS)は、9円高の880円と4営業日続伸している。
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2014-07-31 14:00