2013年の米国自動車販売台数は1560万台に拡大

  2013年12月の米国自動車販売台数が4日朝に発表され、前年同月比では1.0%増、前月比では6.2%減となった。   季節調整済の年率換算では1540万台となり、ゴールドマン・サックス証券では同証券予想の1600万台を大きく下回ったと6日付で指摘。ただし、この要因として11月のブラックフライデー(29日)における販売好調の反動などを挙げ、「販売環境自体は良好」と分析している。   2013年の通期で見ると、販売台数は前年比7.6%増の1560万台に拡大している。同リポートでは今後についても「米国市場は順調な回復基調にある」との見方を変えず、2014年の販売台数は1600万台を予想した。   同証券による投資判断は、ホンダ <7267> を「買い・コンビクション」、トヨタ自動車 <7203> を「買い」としており、日産自動車 <7201> 、富士重工業 <7270> 、マツダ <7261> を「中立」をそれぞれ継続している。   6日の株価は、日産自が12月の米国自動車販売台数が前年同月比15.0%増となったこともあり、前場に18円高(2.0%高)の902円まで上昇、12月19日以来の900円台に乗せている。一方、他の自動車株は全体相場の下げもあり軟調となっている。(編集担当:片岡利文)
2013年12月の米国自動車販売台数が4日に発表され、前年同月比では1.0%増、前月比では6.2%減となった。
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2014-01-06 12:45