不二家は6月中間期が営業赤字に転落、チョコレート価格高騰など響く
不二家 <2211> が31日引け後、今12月期の6月中間期業績を発表した。
中間期の売上高は従来予想の460億円に対して483億7500万円(前年同期比7.9%増)としたものの、営業損益は2億円の黒字予想が1億6900万円の赤字(前年同期は2億4200万円の黒字)となり、純利益は1億円の黒字予想に対して5億2300万円の赤字(同1億3500万円の黒字)に転落している。
4月に子会社化したスイートガーデンが寄与したものの、チョコレート原料の想定を上回る価格高騰や、乳製品や卵などの価格高騰が影響し、各利益は大きく下ぶれしている。
同社は下期に商品の規格変更や新商品による原価改善、値ごろ感のある商品の拡充などに取り組むとしており、通期予想は売上高を970億円から1030億円(前期比9.9%増)に引き上げ、各利益は従来予想据え置いている。
不二家の31日の終値は、3円安の198円。(編集担当:片岡利文)
不二家が31日引け後、今12月期の6月中間期業績を発表した。
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2014-07-31 15:15