ガイシ、中間期と通期の業績・配当予想を上方修正

 日本ガイシ <5333> は31日引け後、業績および配当予想の上方修正を発表した。  14年9月中間期の売上高を1600億円から1650億円(前年同期比16.4%増)、営業利益を220億円から275億円(同39.9%増)に増額し、15年3月期(通期)は売上高を3400億円から3500億円(前期比13.4%増)、営業利益を480億円から560億円(同26.5%増)に上方修正。配当は中間期・期末ともに12円から13円へ引き上げ、年間26円(前期は22円)とした。  電力関連事業ではNAS電池の一部出荷がずれ込む見通しだが、セラミックス事業で欧州市場のディーゼルエンジン乗用車や米国市場の大型トラック販売が堅調に推移し、自動車関連製品の需要が増加しているため、従来計画を上回る見通しになった。  なお、第1四半期の売上高は前年同期比20.1%増の822億600万円、営業利益は同71.7%増の147億2000万円だった。  31日終値は3円安の2478円。(編集担当:宮川子平)
日本ガイシは31日引け後、業績および配当予想の上方修正を発表した。
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2014-07-31 16:15