ガイシは連日の年初来高値、業績および配当予想の上方修正を好感

 日本ガイシ <5333> は急反発。午前9時20分に162円高(6.54%高)の2640円を付け、連日で年初来高値を更新した。7月31日引け後、業績および配当予想の上方修正を発表した。  14年9月中間期の売上高を1600億円から1650億円(前年同期比16.4%増)、営業利益を220億円から275億円(同39.9%増)に増額。15年3月期(通期)は売上高を3400億円から3500億円(前期比13.4%増)、営業利益を480億円から560億円(同26.5%増)に上方修正した。  電力関連事業ではNAS電池の一部出荷がずれ込む見通しだが、セラミックス事業で欧州市場のディーゼルエンジン乗用車や米国市場の大型トラック販売が堅調に推移し、自動車関連製品の需要が増加しているため、従来計画を上回る見通しになった。  配当は中間期・期末ともに12円から13円へ引き上げ、年間26円(前期は22円)に見直している。(編集担当:宮川子平)
日本ガイシは急反発。午前9時20分に162円高(6.54%高)の2640円を付け、連日で年初来高値を更新した。
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2014-08-01 09:30