【今日のドル円】上昇基調入りのきっかけをつかめるか、米7月雇用統計が鍵

 ドル/円相場は30日・31日と、103.00円台で頭を押さえられた。とはいえ、102円台後半の高い水準は維持している。ここから迎える米7月雇用統計の結果が、ドル/円を一段と押し上げるか、失速させるかの鍵となろう。  事前に発表された先行指標はまずまずの内容となっており、市場予想を大幅に下回る事は考えにくい。とはいえ、週末前であることを考慮すると、市場予想と同程度か弱めの結果なら、利益確定のドル売り・円買いが出やすく、引けにかけて今週の上げ幅を縮める展開になる可能性は十分にある。  一方、市場予想を大きく上回れば、103円台半ば辺りまで上値を伸ばすこともあり得る。また、米雇用統計の結果のみならず、その後に発表される米7月ISM製造業景況指数の結果なども押さえつつ、流れに乗りたいところだ。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)
ドル/円相場は30日・31日と、103.00円台で頭を押さえられた。とはいえ、102円台後半の高い水準は維持している。ここから迎える米7月雇用統計の結果が、ドル/円を一段と押し上げるか、失速させるかの鍵となろう。
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2014-08-01 09:45