エプソンがストップ高、業績予想の上方修正を好感

 セイコーエプソン <6724> は反発し、連日で年初来高値を更新。午前9時43分には700円ストップ高の5190円を付けた。7月31日引け後に発表した15年3月期業績予想の修正が好感されている。  14年9月中間期の売上収益を4800億円から5030億円(前年同期比6.7%増)、営業利益を450億円から690億円(同2.3倍)に引き上げた。新興国市場向けの大容量インクタンクモデルの販売が好調なほか、インクジェットプリンターの稼働台数の構成改善で消耗品の売上も堅調に推移。液晶プロジェクターの販売数量も伸長する見通し。  通期業績予想については、売上収益を1兆100億円から1兆400億円(前期比3.1%増)、営業利益を1040億円から1200億円(同50.8%増)に上方修正した。大容量インクタンクモデルは下期も売上増が見込まれるが、オフィス向けインクジェットプリンターなどの販売強化や来年度以降の消耗品の売上増加に向けた本体の販売拡大のため、戦略的な費用投入も行う方針。(編集担当:宮川子平)
セイコーエプソンは反発し、連日で年初来高値を更新。午前9時43分には700円ストップ高の5190円を付けた。
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2014-08-01 10:00