旭硝子が大幅安、販売価格下落などで今12月期予想は最終減益に

 旭硝子 <5201> が急反落、27.4円安(4.5%安)の587.2円まで売られている。  同社は7月31日引け後に、今12月期の6月中間期業績を発表。通期予想を修正した。  通期予想は、売上高を従来予想の1兆4000億円から1兆3500億円(前期比2.3%増)に減額。営業利益は750億円から650億円(同18.6%減)に引き下げ、純利益は200億円から150億円(同7.1%減)の減益予想に転じている。  9月中間期において自動車用ガラスなどの出荷が増加し、円安も寄与したたものの、液晶用ガラス基板や東欧での建築用ガラスの販売価格が下落したことや、原燃材料価格の上昇などにより各利益が大幅減となったことが影響した。  中間期業績は、売上高が前年同期比3.2%増の6591億5900万円、営業利益は同32.7%減の259億1100万円で着地。売上高は計画を200億円超上回ったが、営業利益は130億円近くの未達となっている。(編集担当:片岡利文)
旭硝子が急反落、27.4円安(4.5%安)の587.2円まで売られている。
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2014-08-01 10:15