日ハムが年初来高値を大幅更新、9月中間期予想を増額

 日本ハム <2282> が反発。午前10時42分に150円高(7.1%高)の2272円まで買われ、7月11日に付けた年初来高値2171円を大幅更新している。  同社は7月31日引け後に、今3月期の第1四半期業績を発表。同時に9月中間期予想を上方修正し、買い材料となった。  第1四半期業績は、売上高が前年同期比6.9%増の2838億5100万円、営業利益は前年同期の2.2倍の99億2200万円となった。  食肉事業において国産鶏肉の販売が拡大、輸入食肉でも豪州産牛肉やドイツ産豚肉の販売増が寄与している。また、加工事業でも「シャウエッセン」などハム・ソーセージの売上が伸びており、原材料・資料・燃料高のなかで、両事業とも営業利益は大幅増となった。  1Qの好調もあり、日ハムの中間期業績は、売上高を従来予想の5550億円から5750億円(前年同期比5.3%増)に上積み。営業利益は180億円から200億円(同67.6%)に増額している。通期計画については、従来予想を据え置いた。(編集担当:片岡利文)
日本ハムが反発。午前10時42分に150円高(7.1%高)の2272円まで買われ、7月11日に付けた年初来高値2171円を大幅更新している。
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2014-08-01 11:45