ＵＡＣＪは急反発し新高値、中間期業績予想の上方修正を好感

　ＵＡＣＪ <5741> は急反発し、３月３１日の年初来高値を更新。後場も堅調に推移しており、午後０時４４分には４７円高（１１．４６％高）の４５７円を付けている。７月３１日引け後に１５年３月期第１四半期の決算を発表し、同時に１４年９月中間期業績予想を上方修正したことが好感された。 　第１四半期の売上高は１４０３億８５００万円、営業利益は６５億６９００万円だった。昨年（１３年）１０月に古河スカイと住友軽金属工業が統合したことで事業が大幅に拡大した。アルミ圧延品事業では、火力発電用ＬＮＧ輸入量の急増に対応するためのＬＮＧ船用厚板が大幅に増加した。 　足元の業績を踏まえ、中間期の売上高を２７５０億円から２８００億円、営業利益を１１０億円から１２０億円に引き上げている。通期業績予想は修正していない。（編集担当：宮川子平）