日経平均終値は97円安、資生堂やスカイマーク、ココカラFが軟調
8月1日の日経平均株価終値は、97円66銭安の1万5523円11銭と続落。
前日のNYダウが317ドル安と大幅続落したことから、日本株にも売りが先行し、日経平均は109円安の1万5511円でスタート。前場には一時18円安まで盛り返したもののの、米7月雇用統計の発表を今夜に控え、様子見ムードから積極的な買いは見られず、後場は下げ基調で推移した。
個別では、4―6月期が大幅減益に終わった新光電気工業 <6967> が一時ストップ安まで売られたほか、4―6月期の経常利益が81%減となった資生堂 <4911> や、事業継続に重要な疑義があると指摘を受けたスカイマーク <9204> 、9月中間期と通期予想を下方修正したゼビオ <8281> などが急落している。
前日に業務提携を発表したココカラファイン <3098> とクオール <3034> では、ココカラFが大きく売られ、クオールは上昇した。
一方、9月中間期の営業利益予想を大幅増額したセイコーエプソン <6724> がストップ高を付けたほか、業績予想を上方修正したダイジェット工業 <6138> や、UACJ <5741> 、宇徳 <9358> が大きく買われている。
また、第1四半期の営業利益が9割増となったソニー <6758> が急伸したほか、業績予想と配当予想を増額した日本ガイシ <5333> 、4―6月期の営業利益が3.2倍に拡大したアオイ電子 <6832> なども物色された。
業種別では、ガラス・土石や電力・ガス、水産株が底堅い動きをみせた一方、海運、金属製品、保険、ノンバンク、パルプ・紙、卸売株などが軟調となった。(編集担当:片岡利文)
8月1日の日経平均株価終値は、97円66銭安の1万5523円11銭と続落。
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2014-08-01 15:00