建築設計専門の求人情報「A-worker」、マッチング機能を拡充

 建築設計業界に特化した就職情報サイト「A-worker」(エーワーカー)が2014年8月4日に、リニューアル・オープンした。建築設計業界は、東日本大震災からの復興、耐震診断義務化などに加え、2020年東京五輪の開催も重なって、深刻な人手不足が懸念されている。「A-worker」は、採用マッチング度を最適化する機能を追加し、社会問題にもなっている人手不足の解消に貢献したいとしている。(画像提供:ユニオンシステム)  「A-worker」は、建築構造計算ソフトの研究・開発・販売・サービスを行うユニオンシステム(本社・大阪府大阪市)が運営している。サイト開設は2004年で、建築設計業界に特化した求人サイトとして先駆けの存在だ。  現在では、一級建築士、インテリアコーディネーター、建築CAD検定など、20代-30代を中心とした若い建築設計関係の有資格者が多く利用。「Google」などの代表的な検索エンジンを使って、「建築 求人」や「設計事務所 求人」のキーワードによって検索すると、大手の求人サイトよりも上位に表示されるほど、建築設計業界の求人サイトとしての存在感を発揮している。  今回のリニューアルによって、求職者は「プロフィール登録」「スカウト機能」「希望条件登録」ができるようになった。  「プロフィール登録」は、プロフィールや応募状況など、求職活動に必要な情報を一元管理することができるようになる。応募がスムーズにできるようになる他、応募に関するメールの送受信も管理でき、現在の状況がひと目でわかるようになった。  「スカウト機能」は、匿名のWEB履歴書を公開することによって、公開者に興味を持った企業から直接アプローチを受けることができるようになった。逆指名を「待つ」ことで、求職活動が軽減される他、企業側から声がかかるので、採用までの流れが通常よりも有利に進む。  「希望条件登録」は、職種や勤務地などの希望条件を登録しておくと、条件にマッチした新着求人情報がメールで通知される。  ユニオンシステムでは、今後の展望として「今秋には、スマートフォンに最適化したレイアウトの提供を予定しており、さらなる利便性の向上に努めてまいります」としている。(編集担当:風間浩)
建築設計業界に特化した就職情報サイト「A-worker」(エーワーカー)が2014年8月4日に、リニューアル・オープンした。建築設計業界は、東日本大震災からの復興、耐震診断義務化などに加え、2020年東京五輪の開催も重なって、深刻な人手不足が懸念されている。「A-worker」は、採用マッチング度を最適化する機能を追加し、社会問題にもなっている人手不足の解消に貢献したいとしている。(画像提供:ユニオンシステム)
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2014-08-01 16:45