サムスン、スマホ事業で苦戦もテレビ事業で存在感=韓国

 中国メディアの環球網は7月31日、ZDNet Koreaの報道を引用し、スマートフォン事業で苦境に立たされているサムスン電子が「テレビ事業」において大きな存在感を示していると伝え、「サムスンは世界のテレビ市場で9年連続のシェア1位に向けて前進している」と論じた。  記事は、市場調査会社NPD Display Searchによる市場調査の結果として、サムスンが2014年上半期に北米のテレビ市場で過去最高となる35.6%のシェアを獲得したことを伝え、伸び率は前年同期比6.2%増だったと紹介した。  さらに、サムスンは米国の超高画質(UHD)テレビ市場においては53.2%ものシェアを獲得、販売台数は2013年7月からずっと首位を保っており、不調のスマートフォン事業とは反対にテレビ事業は好調であることを示す結果となった。  記事は、「サムスンのテレビは画質を武器に競争を勝ち抜いてきた」とし、優れたデザインと先進的な技術がサムスンを支えていると論じた。さらに、サムスンが2006年から8年連続で世界のテレビ市場でトップシェアを確保していることを挙げ、「9年連続でのシェア1位に向け前進している」と伝えた。  また、サムスンが米国最大の家電量販店ベスト・バイと提携し、全米の同店舗内に「サムスン専用の売り場」を設けていることを伝え、さらにサムスン側の説明を引用したうえで、「卓越した品質とデザインをベースに、各地の小売企業と積極的に提携したことが良い結果を生んだ」と報じた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Francis Dean/123RF.COM)
中国メディアの環球網は7月31日、ZDNet Koreaの報道を引用し、スマートフォン事業で苦境に立たされているサムスン電子が「テレビ事業」において大きな存在感を示していると伝え、「サムスンは世界のテレビ市場で9年連続のシェア1位に向けて前進している」と論じた。(イメージ写真提供:(C)Francis Dean/123RF.COM)
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2014-08-01 19:15