JPX日経400、初日の終値は1万1669.06ポイント
大発会となる1月6日から算出が開始された「JPX日経インデックス400」は1万1669.06ポイントで初日の取引を終えた。
構成銘柄では、ファーストリテイリング <9983> 、ソフトバンク <9984> など日経平均寄与度の高い銘柄に加え、J.フロント リテイリング <3086> 、大塚商会 <4768> 、日本製鋼所 <5631> などが下落。半面、日本コークス工業 <3315> 、インターネットイニシアティブ(IIJ) <3774> 、ロート製薬 <4527> などは堅調だった。
野村証券は13年12月30日付リポートで、「基準に合致して選定された企業を積極的に評価することを明確にした世界でも例の少ない独自性の高い指数」と評価。構成銘柄は一定の規模と流動性を有し、資本効率性も高く、かつ企業統治の観点でも良好な企業が多いと指摘した。
また、JPX日経400は企業からの関心も高いとし、構成銘柄のROE平均を考慮すると、中期目標ROEを10%台に設定する企業が増えると期待。国際的にも遜色のない水準で、定着すれば日本企業、株式市場の投資魅力がさらに高まるとした。(編集担当:宮川子平)
大発会となる1月6日から算出が開始された「JPX日経インデックス400」は1万1669.06ポイントで初日の取引を終えた。
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2014-01-06 14:30