トヨタ自動車は新春高の期待が外れ急反落、『諦め』強まれば急伸も
期待されたトヨタ自動車 <7203> は、昨年末に比べ130円安の6290円と急反落している。
昨年末までの4営業日連続高だったことに対する反動とはいえ、マーケットでは昨年末の勢いを引き継いで新春高が期待されていただけに裏切られた思いとなっている。今日は為替が対ドル及び対ユーロで円高に振れていることが下げを大きくしているようだ。
今日の下げで、「また6250円を挟んだモミ合いに戻ってしまった。マーケットの期待は非常に強いのだが、今のところ期待の強いことが裏目に出ているようだ。今日はトヨタの人気が日立製作所に移ったといえる展開で日立は一気に昨年5月高値を抜いた。こうなれば、トヨタ周辺の優良銘柄が次々と高値を更新することで割り負け感から最後のところでトヨタに来るということになるだろう」(中堅証券)。
PERは11倍台とマーケット平均の16.6倍をかなり下回っている。『あきらめた時に本格的な相場が来る』、ということもあり、新春高に対する諦めが高まれば逆に一気に急伸して昨年5月高値を更新することも予想されそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
期待されたトヨタ自動車<7203>(東1・売買単位100株)は、昨年末に比べ130円安の6290円と急反落している。
economic
2014-01-06 15:30