【高見沢健のマーケット&銘柄ウォッチ】スチュワードシップ・コードで浮上のサンワテクノス
8月1日付けで記したが、「日本版スチュワードシップ・コード」の導入で、投資家や経営者の間で、これまで以上に予想EPSと予想ROEを重視するトレンドが強まってきた。この観点から有望銘柄を選定したところ、サンワテクノス<8137>(東1・売買単位100株)に白羽の矢が立った。
ロボットや電子部品などの技術商社で、第1四半期(4月~6月期)の実績は電子部門が前年比18%伸び、得意のロボットなどの機械部門が前年比67%と大幅な伸びを示した。電機部門ではスマートフォンの生産設備の加工精度を左右するサーボモーターが大幅増するなど、第1四半期としては過去最高の売上高を記録した。
予想1株利益は今期163.7円、来期202円の見通しで、今期予想PERは6.2倍、来期ではわずか5倍にすぎず超割り安。予想ROEは今期12.6%、来期15.5%の見込みで稼ぐ力は強い(トヨタ12.5%、キーエンス12.7%)。大幅高が期待される。(経済・証券ジャーナリスト)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
8月1日付けで記したが、「日本版スチュワードシップ・コード」の導入で、投資家や経営者の間で、これまで以上に予想EPSと予想ROEを重視するトレンドが強まってきた。
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2014-08-04 09:45