シャープは小幅高後に売り転換、1Qの低進ちょくを懸念か
シャープ <6753> は小幅高で寄り付いたが、すぐにマイナス転換。午前9時29分には7円安(2.2%安)の317円まで売られている。
同社は1日引け後、15年3月期第1四半期の決算を発表。売上高は前年同期比1.9%増の6197億2600万円、営業利益は同55.0%増の46億6800万円、最終赤字は17億8800万円(前年同期は179億7700万円)だった。
液晶テレビやカラー複合機が海外で好調に推移。スマートフォンやタブレット端末向けなどの中小型液晶も伸長した。欧州太陽電池事業にかかる解決金143億円を特別損失として計上した一方、訴訟損失引当金戻入額192億円を特別利益として計上した。
業績予想は変更していない。14年9月中間期で売上高1兆4500億円(前年同期比8.0%増)、営業利益350億円(同3.5%増)、純利益50億円(前年同期は43億3000万円の赤字)を見込んでいる。1Q営業利益の中間期予想に対する進ちょく率は13.3%と低い。(編集担当:片岡利文)
シャープは小幅高で寄り付いたが、すぐにマイナス転換。午前9時29分には7円安(2.2%安)の317円まで売られている。
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2014-08-04 10:00