米マイクロソフト、北京ノキア社員を90%以上リストラを発表=中国メディア

 中国メディア・新京報は2日、米マイクロソフトがノキアの社員を中心に大規模なリストラ実施を発表したことに対して、7月31日に北京市内にあるノキア研究開発センターで従業員による抗議集会が行われたと報じた。  記事は、マイクロソフトが新会計年度内に1万8000人のリストラ実施を発表し、そのうち1万2500人が5月に買収したばかりのノキアの従業員を対象にしたものであると紹介。  同市にあるノキアの研究開発センターに2000人、携帯電話工場に3000人いる従業員のうち残るのはわずか300人程度で、90%以上がリストラされることになるというノキア従業員のコメントを伝えた。  そのうえで、7月31日昼にマイクロソフトからノキア従業員に向けて補償案が発表された直後、同日午後と8月1日午前に北京研究開発センターで抗議の従業員集会が開かれたとした。  記事は、多くのノキア従業員が「買収から1年以内はリストラを行わない、行ったとしても『ノキアの基準』で実施すると言われた。しかし今回発表された『協議離職』基準はノキアの基準よりはるかに低いうえ、マイクロソフトは2週間以内にサインしなければ直接リストラすると言ってきた」と語ったことを紹介した。(編集担当:今関忠馬)
中国メディア・新京報は2日、米マイクロソフトがノキアの社員を中心に大規模なリストラ実施を発表したことに対して、7月31日に北京市内にあるノキア研究開発センターで従業員による抗議集会が行われたと報じた。
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2014-08-04 11:30