中期業績予想を上方修正した共和電は買い一巡後に利益確定売りが優勢に

 共和電業 <6853> は5日午前11時に発表した14年6月中間期業績予想の上方修正をきっかけに一時急伸し、22円高(3.81%高)の600円を付ける場面があった。600円台回復は6月11日以来。ただ、14年12月期(通期)業績予想を据え置いたこともあり、買い一巡後は利益確定売りに上値を抑えられた。  中間期の売上高を79億円から83億9400万円(前年同期比22.6%増)、営業利益を9億4000万円から12億2600万円(同52.5%増)に引き上げた。高速道路向け車両重量計測システムや、ダムの堤体観測装置などの大型物件の寄与に加え、自動車関連を中心に企業の設備投資に対する積極的な姿勢も追い風になった。 (編集担当:宮川子平)
共和電業は5日午前11時に発表した14年6月中間期業績予想の上方修正をきっかけに一時急伸した。
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2014-08-05 11:15